Pro: 注文CSV出力の基本(対応する運送会社・取り込み範囲・出力の流れ)

plan: Pro プラン限定 (R6)
screens: 画面上部タブ「注文一覧」「設定」「発送(追跡番号)」 / 設定の中のタブ「CSVテンプレート」「振り分けルール」「出荷リードタイム」「取得設定」
verified_from: 管理画面の実装 (CSV 画面・取得 API・初期テンプレート定義) + 人間向けマニュアル
ui_verified: 項目名はコードから確認。実画面での目視確認は未実施
scope: 出力の基本のみ。出力値の細かい設定 (コード・正規表現・分割) と追跡番号アップデートは別途

SUMMARY

Shopify の注文を、運送会社などの指定フォーマットの CSV にして出力する機能 (Pro プラン限定)。出力の形は CSV テンプレート (1 つの CSV の書式) で決め、注文を 注文一覧 から選んでテンプレートごとに出力する。出力した CSV を運送会社のシステムに取り込み、運送会社が発番した追跡番号を CSV で戻して注文へ反映する流れ (追跡番号アップデート) も同じ画面で行う。

FACTS

CS-1  注文CSV出力は Pro プラン限定。Pro でない店舗には機能が出ない。
CS-2  初期テンプレート (運送会社) は4つ: 「ヤマト B2クラウド」「佐川 e飛伝3」「クリックポスト」「ゆうパック」。
     最初に既定になるのは「ヤマト B2クラウド」。テンプレートは追加・複製・削除・並び替えができる。
CS-3  4つの初期テンプレートの文字コードは全て Shift_JIS。ゆうパックだけは初期状態でヘッダ行を出力しない。
     文字コード・改行コード・ヘッダ行の有無はテンプレートごとに変更できる。
CS-4  注文の取り込みの既定: ステータスがオープンで、未出荷または一部出荷の注文のうち、注文日が約60日以内のもの。
CS-5  取り込み条件を変えるのは「設定」→「取得設定」。変更後は「注文を取得」で再取得するまで注文一覧に反映されない。
CS-6  出力は、注文一覧で注文を選び、右の「テンプレート一覧」パネルで対象テンプレートの「出力」を押す (選択件数が表示される)。
CS-7  出力すると、出力日時が注文ごとに記録され、注文一覧に「出力済」のバッジが付く (記録は「CSV 出力時刻を記録する」が ON の場合)。
CS-8  CSV の項目(列)は、テンプレートごとに自由に追加・編集できる。値は固定値・注文の項目・文字変換・条件分岐・コードで決められる。
CS-9  追跡番号アップデートの初期設定 (注文番号列・追跡番号列・運送会社) は4テンプレートに入っている (別ページ)。
CS-10 件数の上限は設けていないが、ブラウザのメモリで処理するため、一度に 200 件以下を推奨 (人間向けFAQ)。
CS-11 CSV の画面には新しい画面と旧い画面がある。旧い画面は 12 月 19 日までご利用いただける。それまでは画面右下のボタンから、いつでも旧い画面に戻せる。
CS-12 これまでの出力履歴は新しい画面に自動で引き継がれる。ただし新しい画面と旧い画面の出力履歴は別々に保管されるため、新しい画面で出力した内容は旧い画面には表示されない。
CS-13 注文一覧で注文をクリックすると、注文の詳細が右から開く。「商品」の欄に、未発送の発送単位のカードが並ぶ。「配送の発送単位ごとに分割して出力する (分割配送への対応)」を使っているテンプレートがあるとき、既に発送済みの発送単位の商品が、未発送のカードの下に「発送済み」のカードとして読み取り専用で並ぶ (発送済みの商品は割り当ての対象外で、変更できない)。
CS-15 テンプレートには「運送会社」(種別) を持たせられる。選べるのは「ヤマト B2クラウド」「佐川 e飛伝III」「ゆうパック」と「指定なし」。
     新しく入れた店舗や、「新規テンプレート」で初期テンプレート (ヤマト・佐川・ゆうパック) から作ったテンプレートは、最初から種別が入っている。空のテンプレートとクリックポストは「指定なし」。
     以前から使っている店舗のテンプレートは、種別が入っていないことがある (列名からの提案が出る。CS-16)。
CS-16 種別が「指定なし」のときは、必須項目の補助もギフト設定も出ない。列名から種別が推定できるときだけ「◯◯のようです」と提案が出て、ボタンで確定できる (自動では変えない)。
CS-17 種別を選ぶと、基本情報に「必須 N 項目中 M 項目入力済み」と「必須項目を入力する (残り K)」が出る。押すと、必須の列が (入力済みの列も含めて) すべて順に開き、「保存して次へ」「スキップ」で進める。必須の列には赤い「※」が付く。必須の列と補足 (桁数・形式) は運送会社の公式の取込形式に基づく。出力の中身は、種別を変えても変わらない。
CS-19 初めて CSV 画面を開いたとき (新しく入れた店舗)、「ご依頼主の初期設定」のモーダルが出る。ショップ名・電話番号・郵便番号・都道府県・市区町村・町・番地・建物名が初期値として入っているので、確認・修正して「OK」を押すと、ヤマト・佐川・ゆうパックのテンプレートのご依頼主の列に入る。すでに設定してある列は変更しない。反映後は画面上部の「保存する」で保存する。「あとで」で閉じると反映されない。日本のショップだけ住所・電話番号が入る。新しく入れた店舗には「CSV エクスポートの新 UI へようこそ」のお知らせは出ない。
CS-18 基本情報に「配送業者 (追跡番号の更新)」の欄がある。追跡番号を反映するときの配送業者で、「発送(追跡番号)」画面の「配送業者」と同じ設定 (どちらで変えても同じ値になる)。
CS-14 「テンプレート一覧」で「振り分け」を ON にしているとき、実際に注文が振り分けられたテンプレートの左側に、振り分け先を示す矢印が付く。注文が 1 件も振り分けられないテンプレートには付かない。「1 注文の中で商品ごとに分割する」(商品ごとの振り分け条件) を使っているテンプレートも同じ。

初期テンプレートの対応表

テンプレート名運送会社(追跡番号アップデート時)文字コードヘッダ行備考
ヤマト B2クラウドYamato (JA)Shift_JISあり初期の既定。B2クラウドの「外部データから発行」で取り込む
佐川 e飛伝3Sagawa (JA)Shift_JISあり佐川急便 e飛伝III の取込形式
クリックポストJapan Post (JA)Shift_JISあり
ゆうパックJapan Post (JA)Shift_JISなしWeb ゆうパックプリントの取込形式

運送会社の種別は、ヤマト B2クラウド=ヤマト、佐川 e飛伝3=佐川、ゆうパック=ゆうパックが最初から入る。クリックポストは「指定なし」。

  • 人間向けマニュアルは日本郵便の2つを「クリックポスト」「Webゆうパックプリント」と表記している。画面上のテンプレート名は「クリックポスト」「ゆうパック」。
  • これら以外の運送会社 (福山通運・西濃運輸など) は、初期テンプレートには無い。項目(列)を自分で組んで追加テンプレートを作ることで対応できるかは、運送会社の取込形式 (列数・列順・文字コード) 次第。個別に、開発元への問い合わせを案内して文面を下書きする (運送会社名と取込形式の仕様を入れる)。

取り込み条件 (「設定」→「取得設定」)

取り込み期間:
  - 「過去60日 (推奨)」 … 既定。オープンかつ未出荷/一部出荷の、約60日以内の注文
  - 「全期間」 … 期間を問わず、オープンかつ未出荷/一部出荷の注文 (件数によってブラウザが重くなる)
対象に含める注文:
  - 「出荷済みの注文も含める」 … ON で期間 (開始日・終了日) を指定し、全ステータスの注文を取り込む。再ダウンロードや訂正出力用。件数が大幅に増える
  - 「発送単位対象外の注文も含める」 … 自社・外部のカスタム発送連携を使う店舗向け。「出荷済みの注文も含める」を ON にすると連動して ON になる
商品の除外:
  - 「キャンセル済みの商品は除外する」
  - 「除外する商品名(部分一致)」 … 商品名 (バリアント名を含む) に指定した語を含む明細を CSV から除外。カンマ区切りで複数指定。注文自体は取り込まれる
メタフィールドの取得:
  - 「注文のメタフィールドを取得する」 … namespace.key 形式で指定。CSV の列で参照する場合に必要。変更後は再取得が必要
CSV 出力の動作:
  - 「CSV 出力時刻を記録する」 … OFF にすると、出力しても常に「未出力」表示になる

PROC-C0 CSV 出力機能を有効にする

場所: アプリの左メニュー「連携(プロプラン)」 > 「CSV出力機能」 > チェック「CSV出力機能をONにする」
手順:
1. 左メニュー「連携(プロプラン)」を開き、Pro プランを有効にする (承認画面に遷移する)
2. 「CSV出力機能」の「CSV出力機能をONにする」にチェックを入れる (ON にすると CSV の画面に移動する)
結果: CSV の画面 (タブ「注文一覧」「設定」「発送(追跡番号)」) が使える
注意: Pro プランを有効にしていない店舗や、「CSV出力機能をONにする」が OFF の店舗には、CSV の画面が出ない

PROC-C1 注文を CSV で出力する

場所: アプリの左メニュー「CSV」 > 画面上部のタブ「注文一覧」
手順:
1. 画面上部のタブ「注文一覧」を開く (最初は「注文を取得」で注文を取り込む)
2. 出力したい注文にチェックを入れる (右のパネルに「◯ 件 選択中」と出る)
3. 右の「テンプレート一覧」で、出力したいテンプレートの「出力」を押す
4. CSV がダウンロードされる。運送会社のシステムに取り込む
補足:
- 「プレビュー」を押すと、出力前に CSV の中身を確認できる。プレビュー画面でも「CSV をダウンロード」で出力できる
- 「文字コード」「改行コード」「ヘッダ行を出力する」は、プレビュー画面の「書式をクイック設定」で変更できる
- 出力後は、注文一覧の「出力済」バッジで出力の有無を確認・絞り込める

PROC-C2 テンプレートを追加・複製・並び替え・削除する

場所: アプリの左メニュー「CSV」 > 画面上部のタブ「設定」 > 「CSVテンプレート」(一覧の見出しは「テンプレート一覧」)
- 追加: 「+ 新規テンプレート」→「新規テンプレートを追加」の画面で、運送会社の初期テンプレートか「空のテンプレート」を選ぶ
- 複製: 「複製」。名前に「(コピー)」が付く。複製したテンプレートは既定にならない
- 並び替え: 「並び替え」。ドラッグで順番を変える
- 編集: 「編集」で項目(列)の追加・編集・並べ替え。テンプレートの名前・書式も同じ画面
- 削除: 「削除」→「テンプレートを削除」で確認。既定を削除したときは、残ったテンプレートの先頭が既定になる
- 既定: 「既定」バッジ・「既定に設定」は、「振り分けルール」を使っている (ON の) ときだけ表示される。既定は1つだけ
注意: テンプレートを変更したら、画面上部の「保存する」で保存する

PROC-C2b 運送会社の種別を設定し、必須項目を入力する

場所: アプリの左メニュー「CSV」 > 画面上部のタブ「設定」 > 「CSVテンプレート」 > 対象テンプレートの「編集」 > 右の「基本情報」
手順:
1. 「運送会社」で、ヤマト B2クラウド / 佐川 e飛伝III / ゆうパック を選ぶ (列名から分かるときは「◯◯のようです」の提案のボタンでも決められる)
2. 「必須項目を入力する (残り N)」を押す。必須の列が、入力済みも含めて順に開く
3. 値を入れて「保存して次へ」。入れない列は「スキップ」
4. 画面上部の「保存する」で保存する
注意: 種別を「指定なし」にすると、補助は出なくなる。出力される CSV の中身は変わらない

PROC-C3 取り込む範囲を広げる

場所: アプリの左メニュー「CSV」 > 画面上部のタブ「設定」 > 「取得設定」
A. 出荷済みの注文を出したい (再ダウンロード・訂正出力)
   1. 「設定」→「取得設定」を開く
   2. 「出荷済みの注文も含める」を ON にし、「開始日」「終了日」で注文日の期間を指定する
   3. 「保存する」を押し、「注文を取得」で再取得する
   注意: 「取り込み期間」を「全期間」にしても、出荷済みの注文は入らない (「全期間」は未出荷・一部出荷の注文の期間制限を外すだけ)

B. 60日より前の未出荷の注文を出したい
   1. 「取得設定」の「取り込み期間」を「全期間」にする
   2. 「保存する」→「注文を取得」
注意: どちらも件数が増えると画面が重くなる。必要な期間に絞る

QA

  • Q: ヤマト B2 クラウドの形式で出力できるか。 A: できる。初期テンプレート「ヤマト B2クラウド」が B2クラウドの取込形式で、文字コードは Shift_JIS (CS-2, CS-3)。請求先顧客コードなど、運送会社側の固有の値は項目 (列) で設定する。
  • Q: 佐川・日本郵便の形式は。 A: 「佐川 e飛伝3」「クリックポスト」「ゆうパック」が初期テンプレートにある (CS-2)。
  • Q: 文字化けする。 A: テンプレートの文字コードが取込先に合っているか確認する。初期テンプレートは Shift_JIS (CS-3)。「書式をクイック設定」の「文字コード」で変更できる。
  • Q: 出荷済みの注文を再度出力したい。 A: 「取得設定」の「出荷済みの注文も含める」を ON にして期間を指定し、再取得する (PROC-C3 の A)。「全期間」だけでは出荷済みは入らない。
  • Q: 古い注文が出てこない。 A: 既定では約60日以内の未出荷の注文だけが対象 (CS-4)。未出荷の古い注文なら「取り込み期間」を「全期間」に、出荷済みの注文なら「出荷済みの注文も含める」で期間を指定する (PROC-C3)。
  • Q: CSV を毎日決まった時刻に自動で出力 (メール添付など) できるか。 A: できない。CSV はブラウザの画面から、取得して出力する操作で作る。
  • Q: 日本郵便の WMS など、出荷完了データを Shopify に取り込めるか。 A: CSV 出力と追跡番号の取り込み (追跡番号アップデート) の組み合わせで、同様の運用が可能。詳細は追跡番号アップデートのページを参照。
  • Q: ギフトラッピングなど、特定の商品を CSV に出したくない。 A: 「取得設定」の「除外する商品名(部分一致)」に語を入れる。注文自体は取り込まれる。
  • Q: 何件まで出力できるか。 A: 上限は無いが、一度に 200 件以下を推奨 (CS-10)。
  • Q: 出力済みの印が付かない。 A: 「CSV 出力時刻を記録する」が OFF のときは記録されない (CS-7)。
  • Q: 旧い画面に戻したい。いつまで使えるか。 A: 12 月 19 日まで、画面右下のボタンから戻せる (CS-11)。旧い画面で出力した履歴と新しい画面の履歴は別々に保管される (CS-12)。
  • Q: 新しい画面にしたら、これまでの出力履歴が消えた。 A: これまでの履歴は自動で引き継がれる (CS-12)。履歴が非常に多い店舗では、古い履歴から整理されることがある。状況を確認するため、注文番号と、新しい画面で最初に開いた日時を依頼する。
  • Q: 注文の詳細に、発送済みの商品が出ない。 A: 発送済みのカードは、「配送の発送単位ごとに分割して出力する」を使っているテンプレートがあり、その注文に発送済みの発送単位があるときに出る (CS-13)。全ての商品が未発送の注文には出ない。
  • Q: 「振り分け」を ON にしたのに、テンプレートに矢印が付かない。 A: 注文が 1 件も振り分けられていないテンプレートには付かない (CS-14)。「注文を取得」で注文を取り込んでいるか、振り分けルールの条件を確認する。

ESCALATE

状況依頼する情報
出力した CSV が運送会社のシステムに取り込めない運送会社名と取込形式 (システム名)、エラーメッセージ、使用しているテンプレート名、CSV の1行目 (個人情報は伏せる)
期待した注文が一覧に出ない注文番号、注文のステータス (オープン/出荷済み)、注文日、「取得設定」の取り込み期間と「出荷済みの注文も含める」の設定
項目 (列) の値が空・想定と違うテンプレート名、列の名前、期待する値、注文番号 (別ページの出力値の設定を案内する前に状況を確認)
新しい画面にしたら履歴が消えた・出力済みの印が合わない注文番号、新しい画面で最初に開いた日時 (分かれば)、出力した日時、使ったテンプレート名
初期テンプレートに無い運送会社に対応したい運送会社名と取込形式の仕様書 (列数・列順・文字コード)

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